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野菜で健康増進を 大学生考案の弁当、食育月間に販売

店頭には、色鮮やかな弁当が並んだ

6月2~29日にかけ、京都市の管理栄養士養成校に通う大学生が考案した「野菜たっぷり弁当」が近畿地方のイオンならびにイオンスタイルにて発売された。同企画は、京都市が6月の食育月間に併せて実施している「『そうだ、野菜とろう!』キャンペーン」の一環として行われたもの。特に学生を含む若い世代の野菜摂取量が不足していることを踏まえ、野菜を積極的に摂り健康への意識を高めてもらうことを目的としている。

今回販売された弁当は全6種で、1日の成人野菜摂取目標量の2分の1にあたる約175gの野菜が使用されている。弁当に入る料理は和食や洋食などバラエティに富んでおり、色鮮やかだ。また今回のメニュー作成には、京都女子大、京都光華女子大、同志社女子大の学生が関わった。イオンリテール株式会社近畿カンパニー食品部の中房隆弘さんによると、学生が考案したメニューをもとに、商品としての品質担保のために一部仕様を変更したという。
メニュー考案に携わった京都女子大の粕谷桃子さんは「大量調理をすることや原価の問題もあり、普段家庭で作るレシピを反映しづらいという点が難しかった」と述べる。また、管理栄養士を目指す同大の船井愛さんは「調理方法や食材がかぶらないように工夫した。また、お客さんのニーズに合っているか、企業として調理が可能かについても考えながらメニューを作成した」と振り返った。

2018年から行われている「『そうだ、野菜とろう!』キャンペーン」では、京都市内の各大学食堂においても野菜メニューを提供する等の取り組みを実施しているが、2020・2021年は新型コロナウイルスの影響により未実施となった。京都市健康長寿企画課の泉谷シゲルさんは「(食堂で野菜を)選べる状況にあれば、大学生は野菜を食べるのではないかと考えている。普段から野菜が摂れる環境作りに力を入れたい」と意気込んだ。(石渡)

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