本学は4月12日、衣笠キャンパスのある京都市に「まん延防止等重点措置」が適用されたことを受けて「万全の感染防止で授業や学生生活に取り組みましょう!~大阪、京都の「まん延防止等重点措置」の適用決定を受けて~」と題した文面を発表した。
このなかで本学は、まん延防止等重点措置が学校への登校を控える呼びかけをするものではないとして、授業は予定通り実施するとした。新型コロナウイルスに対する本学の行動指針(BCP)についてもレベル2を維持するという。
文面では、マスクの着用や三密の回避などといった感染予防の基本ルールを守ることが最も重要だとしている。加えて、飲食・会食などといった、マスクを外す必要があり、感染につながる可能性のある行動を控えるよう求めた。
また、新入生に対しては「大学のHPなどで情報をご覧いただき、不明なことは遠慮なく相談ください」と呼びかけている。
感染拡大やまん延防止等重点措置を受け、関西圏の大学や関連施設は対応を行っている。同志社大は「学長からのメッセージ」を発表し、学生に対し体調管理や感染防止に努めるよう求めた。また本学の一部講義が行われているキャンパスプラザ京都(京都市下京区)では、5月5日まで、20時以降の貸室利用を停止している。
近畿大は大阪府でのまん延防止等重点措置や医療非常事態宣言を受け、オンライン授業を増加することを決定。関西学院大でも、活動制限レベルを3から4に引き上げ、一部の対面授業をオンライン授業へと移行するなどの対策が行われている。(石渡)
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