関西学生野球連盟春季リーグ第3節、立命館大対関西大の1回戦が20日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で行われた。今秋ドラフト1位候補の関西大エース・金丸夢斗に抑え込まれ、試合は0-1で敗北。本学は開幕3連敗となった。
先発した有馬伽久(産社2)はキレのある直球を投げ込み、好調な立ち上がりを見せる。
しかし4回表に4番の富山雄正(関西大)に初球を捉えられ、右中間にソロ本塁打を放たれた。
すぐに1点を返したい本学だったが、なかなか好機をつくれずに迎えた9回裏、代打の福井一颯(産社2)が左前打で流れを本学に引き寄せる。代走に入った能美省吾(産社2)が俊足を生かし、礒野薫平(経営4)の犠打、川端一正(産社2)の内野ゴロで二死三塁に。着々と延長戦への道をつくるも、野寺快(産社3)が見逃し三振で試合終了。
有馬は昨季の優勝校である関西大打線を128球で9回5安打1失点に抑えたが、打線は金丸の前に無得点に終わった。
試合後、リーグ戦初完投となった有馬は「ストライク先行でいきたかったがボール先行になってしまった。テンポが悪かったのでそこは打撃陣には申し訳なかった」と振り返った。
本節の2回戦は21日にほっともっとフィールド神戸で行われる。
(井上、井本、小林)