政府が緊急事態宣言を解除したことを受け、立命館大学は5月25日、今後の対応を発表した。6月1日から、「新型コロナウイルス感染拡大に対する立命館大学の行動指針(BCP)」における活動制限レベルが「レベル3」に引き下げられる。
すでに発表があった通り、春学期中はWeb授業を継続する。ただし、一部の実験・実習等の科目に限定してキャンパスでの対面授業を実施する場合があるとしている。詳細はmanaba+Rなどで通知される予定だ。
キャンパスの入構については、原則として許可された活動・施設利用以外では認められない。入構及び施設利用を認める場合には、別途ホームページなどで発表するとしている。課外自主活動およびその他の施設利用等についても同様だ。
東京キャンパスは6月1日から、平日の9時〜7時30分に開室される。なお、学生は就職活動での「面談予約者」のみ利用可能。
大阪梅田キャンパスは、大学院施設は引き続き閉室となるが、就職活動支援などを行う施設は6月1日から開室される。時間は平日の9時〜17時30分。
学生に対しては、自らが感染しないこと、また人に感染させないことに注意し、政府が奨励している「新しい生活様式」の実践を心掛けるよう呼びかけている。また一部の入構・施設利用が認められ、登校する際には、自身の健康に十分注意しつつ、必ずマスクを着用し、手洗い・咳エチケットなどの感染予防対策の徹底を求めている。
なお、感染拡大傾向が見られた場合や政府・自治体による要請が発出された場合は、すみやかに「レベル4」相当と判断し、各種の制限を行う場合があるとしている。
政府による「緊急事態宣言」の解除を受けた立命館大学における対応について
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