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ChatGPTを組み合わせた英語ツール Transable試験導入

Transable BATA 3の使用画面Transable BATA 3の使用画面

プロジェクト発信型英語教育プログラム(PEP)は、AIを用いた翻訳サービス「Transable」を授業の一部に試験導入することを発表した。Transable」は本学博士課程の杉山滉平さん(理工学研究科電子システム専攻 博士課程後期課程)がスタディメーターの支援を受けて開発。

現在のバージョンではAIにも用いられるディープラーニング(深層学習)を用いた翻訳サービス「DeepL Translator」のほか、英文添削AIの「Grammarly」や自然言語生成AI「Chat GPT」の機能が組み込まれている。機能によって翻訳文章解説・英文に関する質問の受け答えや英文校正、英文エッセイの評価を行うことができるとする。現在インターネット上で誰でも使用できる状態で公開されている(https://transable.net/)。

 「Transable」は杉山さんの英語論文を執筆した際、従来の翻訳サービスでは思うように英語表現ができなかった課題から生まれ、その後教育現場でも活用できるようPEPと共同開発した経緯を持つ。

PEP教員の木村修平教授(生命科学部)は、「Transableを使うことで、学生も自信を持って英語での発表ができるようになってほしい。テクノロジーが発達し、AIはより身近になるだろう。テクノロジーとうまく付き合っていく未来を前に、学生には最先端のツールに触れる機会を提供していきたい」と意気込みを語った。(三好・小野)

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