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2年目のコロナ禍での学生生活 学生の声は

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本学は2020年に引き続き、2021年もWebを活用した授業形態を継続している。Web授業が開始して約1年。コロナ禍での学生生活について、政策科学部2回生のKさんと文学部1回生のOさんに話を聞いた。

まず4月第2週目~第3週目に実施された、Web授業と対面授業を組み合わせた授業形態については、両者ともに対応に困ったと回答。Kさんは「通学に往復2時間ほどかかるため、Web授業を対面授業前に大学で受講することを考えた上で、登校しなければならなかった」と振り返った。また、Oさんは「対面授業で大学に行かなければならないが、Web授業もある場合、どこでWeb授業を受講すればいいのかわからなかった。大学施設を把握出来ていないことも相まって、先の授業のことを考えながら、授業を受けなければならないのがしんどかった」と理由を述べた。

4月19日のBCPの引き上げについてOさんは、情勢に合わせた変更は仕方ないとした上で「教授ですら授業形態について不明点が多かった点について、戸惑った」と不安を口にした。一方で、全面的なWeb授業への移行についてはWebと対面のハイブリッド形態の期間があったため、manaba+Rの使い方なども含めてスムーズに移行できたという。また、Kさんは「1年間、Web授業を経験しているため、移行をしみじみと受け入れる形になった。静かに悲しんだ」とやるせない気持ちを語った。

Oさんは自身の大学生活初めての履修登録について、特に早期履修登録の手続きについて不明点があったとコメント。大学側が設置した学びのスタートアップサイトについては、隅々までは確認できなかったという。またmanaba+Rについて「授業のお知らせを追うので精一杯。授業以外のお知らせは大量にきて、確認しきれない」とした。また、Kさんもタイトルだけを確認することが多く、健康診断のお知らせを見逃したことがあったという。そのため、manaba+Rの改善について、もう少しお知らせの分類分けをしてほしいとした。

2年目となったコロナ禍での学生生活。授業形態への対応や情報伝達、新入生へのサポートなど、課題が残る。(川村)

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