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出口治明氏、学長校務へ本格復帰 立命館アジア太平洋大学

立命館アジア太平洋大学(APU)は、療養中の出口治明学長が2022年4月から校務へ本格復帰すると発表した。出口学長は、昨年1月に脳出血を発症。その後、療養やリハビリを経て、2022年1月からは本学東京キャンパスよりオンラインで一部校務を再開していた。

出口学長はこれまでのような発話は難しい状態だが、現在もリハビリを継続しながら校務を行っている。今年4月には、APUの春の入学式で「たくさんの人と出会い、本を読み、広い世界を旅して、いろんなことにチャレンジしてください」とした上で「僕もチャレンジを続けます。いっしょにチャレンジしましょう。」と新入生を激励した。

APUの入学式(2022春)で、祝辞を述べる出口治明APU学長

APU学長室室長の村上健さんによると、復帰は出口学長本人の強い意志に加えて、APU所在地の別府市長やAPUの教職員らからの強い要望があってのことだという。出口学長はこれまでに、産官学連携や学習環境整備などに取り組むなど、自身も改革に前向きな姿勢を見せてきた。また、食堂で学生と共にご飯を食べたり、学長室のドアを開放し学生らがいつでも訪ねることができるようにしたりするなど、教職員や学生からの信頼も厚く、今回の復帰を祝して有志らで花束の贈呈などが行われたという。

APUキャンパス(別府市)にて、花束と笑顔で迎えられる出口治明学長

APUは「持続可能な社会の実現」「グローバル・最先端・サステイナブルな観光」をコンセプトとする新学部の創設を目指している。また、APUが開学して以降初の3学部体制になることに合わせて、既存2学部も教育内容を強化。いずれの学部もICTやデータサイエンスに関する新設科目を必修とし、ITリテラシーの向上を図る。復帰した出口学長のもと、持続可能な社会の実現に貢献できる人材育成をさらに進める方針だ。

【人物紹介】
出口学長は2008年にライフネット生命保険株式会社を創業。その後、大学講師やメディアの書評委員などを歴任し、多くの著書を執筆している。2018年1月からAPU学長を務め、現在2期目。

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