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学部の垣根を越えて 衣笠合同運動会

6月4日、宝ヶ池公園運動施設(京都市左京区)の体育館にて、法学部・文学部・映像学部・国際関係学部の4学部に通う新入生を対象に衣笠合同運動会が開催された。

当日は、上記の学部からおよそ200名が参加。選手は学部混合のチームに分かれ、競技に参加した。

今回のイベントの開催理由について、法学部オリター団団長の小松茜音さん(法3)は「1回生はコロナ禍で高校生活を送り、運動会を経験できなかった。そこで運動会を楽しみながら学部の垣根を超えた交流を行ってほしいと思った」と語った。

打ち解けた雰囲気の様子

午後から行われた「追いかけ玉入れ」は、各チームでカゴを持った選手を追いかけ、入った球の合計数を競う競技。それぞれのチームが戦略を立て、かごを持った選手を囲いこむ姿が見られた。

白熱した様子の選手たち

最後に行われた合同リレーでは、前半に(桃色・黄色・赤色)、後半に(緑色・紫色・青色)の二回戦に分かれて各チームが優勝を争った。終盤に差し掛かると、抜きつ抜かれつの激戦が繰り広げられ、会場の空気を盛り上げた。1回戦では桃色チームが、2回戦では緑色チームが勝利を収め、チームの勝ち点に貢献した。

スタートダッシュの様子

川村耕輝さん(法1)は体を動かすイベントに惹かれ、参加したという。川村さんは自身が決勝まで上り詰めた体験が印象に残っていたといい、イベントを通して「他学部の子から話しかけられたり、話しかけたりして輪が広がった」と話す。また、濱ことのさん(文1)は「今まではコロナの影響で人と近い距離で接することができなかった。今回、たくさんみんなと話せてうれしかった」と笑顔で振り返った。

閉会式では、各チームの獲得ポイントが発表された。一位に輝いた紫色チームの団長は、笑顔で賞状を受け取り、チームのメンバーとともに喜びを分かち合った。

法学部オリター団団長の小松茜音さん(法3)は同運動会を振り返って「開催過程で学部間の連携に苦労することもあったが、こうして人数も集まり、盛り上がったようで良かった」と笑顔で語った。(篠原)

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