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「学生同士の交流の起爆剤に」ー映像学部1回生によるWebラジオ「Gate Front Wave」

5月、Twitter上に本学映像学部の1回生有志で制作されたWebラジオ『Gate Front Wave』(G-FRO)が投稿された。運営するのは山根瑞生さん(映像1)、宮島悠帆さん(映像1)、古谷凌さん(映像1)の3人。番組内のパーソナリティーを務める山根さんと宮島さんにその魅力を迫った。

きっかけ

映像の編集画面

既に*第1回は37件のリツイート、115件のいいね(5月21日時点)を記録するなど学部内外問わず大きな反響を呼んでいる。昨今の状況から1回生同士が疎遠であることを懸念していた時に視聴した同学部の4回生のラジオ。それに双璧をなすものを作りたいと思い企画が立ち上がった。そんなG-FROの特徴の一つが視聴や参加が簡単であるということだ。山根さんによると「『気軽に見られるコンテンツ』を目指し、140秒という制限の中でテンポがよく馴染みやすいものであることを意識した」とのこと。また、若者に受けるコンテンツにするために音声にカットを多用、断続的なセリフに字幕をつけるなど人気のYouTuberをお手本にしつつ、人の心をひく内容で「ながら聞き」が可能というラジオの体裁も守られている。

 制作面

G-FROは分業体制で制作されており、音声や映像、動画編集、デザイン、企画などさまざまな分野で各々が得意なものを担当している。特に音声担当の宮島さんは高校時代、放送部に所属し番組制作も手がけていた。「聞き手に寄り添い、役立つ放送」をスローガンに掲げていた当時の経験がG-FRO制作にも活かされている。本編では息の合った、軽快でユーモラスなトークが繰り広げられており、強靭なチームワークが見て取れるが、作業は全てリモートで制作者同士も直接会ったことはないというから驚きである。とりわけ3人のスケジュールを合わせることが大変だったが、制作の前段階として先人たちのラジオ番組を参考にデータ収集もなされており、着想から配信まで実に3週間を要したという。

音声の編集画面

同学部の上回生からは「4回生のラジオに感化されてから実行に移すまでのスピード感は到底真似できるものではない」「本当に1回生なのか」「末恐ろしい」といった声も上がっており、学部内ではかなり好評な様子。加えて、拡散力の大きいメディアで配信したことで外部にもその意欲的な姿勢を見せている。もともと映像学部内での交流の場を作ることを狙いにしていたが、想定もしなかった視聴者層を得られたことが第1回の大きな発見だったそうだ。

 メッセージ

最後に宮島さんは「慣れない授業形態に疲弊している学生がたくさんいるが、その中でも他者との交流は大切にすべき。学生間に漂う閉塞感を打破し、交流のきっかけとなるよう、早く第2回を出したい」と話した。(佐野)

 

*オリジナルのものは虚偽の著作権侵害通告を受け一度消えてしまったため、こちらには再投稿されたものを掲載しています。文中のいいね数等については、オリジナルのもので確認された数値です。

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