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【社説】 熱中症に備えを対策を万全に

今年は例年にない猛暑だ。近畿地方の梅雨明けは6月28日と統計開始以降最も早い記録となり、一足飛びに真夏のような猛暑がやってきた。このような状況下で、体はまだ厳しい暑さに順応できていない。大学側・学生側の双方に熱中症への対策が求められる。

環境省が示す「熱中症の基礎知識」によると、熱中症を引き起こす3つの要因には「環境」「からだ」「行動」があるという。「環境」において対策を行うことができるのは大学側である。エアコンの温度調節、ウォータークーラーの設置、コロナ禍で使用休止となった食堂のウォーターサーバーの使用再開など学生側では融通が効かない領域で対策を行えるのは大学だ。

一方で「からだ」と「行動」は特に学生自身で対策を講じなければならない。「からだ」については、これから夏期休暇を迎えるにあたって生活リズムが変化する学生もいる。睡眠不足や栄養不足は熱中症の可能性を高める。「行動」の面でも、過度な運動や、屋外での作業にも注意が必要だ。熱中症は身体のバランスの破壊だ。我々は身体が資本である以上、新型コロナウイルスに向けていた意識を包括的な体調管理へと昇華させなければならない。

学生の意識が外へ向いてきていることは間違いないだろう。そのような環境で熱中症対策を始めとした体調管理を徹底し命を守ることは何よりも優先すべきだ。

人間が1日に必要な水分摂取量は2.5L。そのうち、1.2Lを飲み水で補わなくてはならない。 喉の渇きを感じる前の水分補給を心がけ、特に就寝の前後、スポーツの前後・途中、入浴の前後、飲酒中の水分補給を意識したい。また、無理をせず、エアコンを扇風機などと併用しながら効果的に使用する必要がある。

身に危険が迫る暑さを乗り越えるため、全学で知恵を絞り、体調管理への備えを万全にしたい。

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