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柔道部OG 大野陽子選手 世界選手権準優勝 「ここからが勝負」

6月10日にハンガリーで柔道の世界選手権が実施され、本学OGの大野陽子選手が女子70㎏級で銀メダルを獲得した。初戦から準決勝の4試合すべてを一本勝ちしたが、決勝では残り40秒で技ありを奪われ、その後絞め技を狙ったものの決めきることができず敗れた。

オンラインで取材を受ける大野選手

優勝を目指し本大会に挑んだ大野選手は準優勝という結果に悔しさをにじませた。また、立ち技の精度や立ち技から寝技への移行の速さなど多くの課題を見つけた。

東京五輪の延期により、本大会は五輪開幕を目前に控えた異例の時期に開催された。日本の五輪代表選手は出場せず、主に2番手の選手が出場。大野選手は五輪代表から漏れ、70㎏級の五輪補欠選手に選出されていた。それについて「全力で取り組んできたため悔しい。しかし、五輪に出場する可能性が少しでもある限り、万全の準備をする」と語っていた。五輪選考のレースや世界選手権を終えた現在、自分自身にどのような言葉をかけたいか大野選手に聞くと「ここからが勝負だ」という言葉が返ってきた。

新型コロナウイルスの影響で思うように稽古ができない時期もあった。世界選手権が開催されるか不明ななかでも「出番が回ってきたときに金メダルを取れるように」と気持ちを切らさずできることをやり続けた。

本大会が始まる前は、五輪後の進退を考えていなかったが、2位になったことで「もっと強くなりたい」という思いが込み上がった。まずは来年の世界選手権で優勝することを目指すという。世界選手権の優勝が2024年パリ五輪につながる。しかし、世界選手権の代表になるまでにも多くの選考大会があり、決して簡単な道ではない。大野選手は「次に向けて休む暇もない」と次を見据えている。(聞き手:廣部 6月21日取材)

PLOFILE:大野 陽子(おおの ようこ)

1989年島根県生まれ。立命館宇治高を経て本学産業社会学部卒業。2012年よりコマツ女子柔道部に所属。2021年世界柔道選手権ブタペスト大会70㎏級にて準優勝。

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