日本平和学会の会長や本学国際平和ミュージアム館長などを歴任した、国際関係学部の君島東彦(きみじま・あきひこ)教授(憲法学・平和学)は、前沖縄県知事の玉城デニー氏をノーベル平和賞に推薦(ノミネート)したと表明した。平和賞の推薦は毎年1月31日締切。君島氏は2007年から毎年、一研究者の立場から平和賞候補者を推薦しており、今年は1月31日に推薦の手続きをした。

(写真左から)玉城デニー氏(「玉城デニー公式チャンネル」より)、君島東彦教授=2025年9月29日

平和賞は、国家間の友好関係や軍備削減、平和会議の開催・推進に尽力するなどして国際平和に大きく貢献した個人や団体に授与される。大学教授のほか、各国閣僚や国会議員、過去の平和賞受賞者やノーベル委員会委員らが候補者を推薦する資格を持つ。

今年の平和賞の候補者は208人、79団体の計287件。9日の日本時間午後6時に発表される見込み。

本紙の取材に書面で回答した君島氏は、推薦理由について①沖縄戦の経験に基づく戦争の非⼈道性の訴え②⽶軍基地縮⼩の努⼒③東アジアの緊張緩和のための地域外交の推進――を挙げた。

日本からは過去、非核三原則を提唱した佐藤栄作氏や、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴えてきた日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が受賞。沖縄県からは過去、▽大田昌秀・元沖縄県知事▽翁長雄志・元沖縄県知事▽沖縄平和運動センターの山城博治・元議長――がノミネートされている。

玉城氏の推薦を巡っては、春学期の本学での講義や、8月20日に大阪市内で開かれた平和集会でも言及があった。

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13日に投開票された沖縄県知事選挙の期間中、玉城氏陣営が12日午後6時から那覇市の街頭で開いた「ラストスパート集会」の中で、玉城氏が平和賞に推薦された旨が報告された。

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