君島教授、玉城デニー氏をノーベル平和賞に推薦 「戦争の非⼈道性の訴え」評価
国際関係学部で4月16日に開かれた平和学入門の講義では、オスロから遠い東アジア・アジア太平洋地域で平和への努力をしている個人・団体をオスロに伝えたいという意図だと説明。
「最終的に選ばれる可能性は高くないかもしれないが、オスロのノルウェー・ノーベル委員会の関係者の目には触れる。リストアップの段階で、東アジア、アジア太平洋地域の個人・団体の平和への努力がオスロの人々に伝わることに意義がある」と、ノミネート自体の意義を強調していた。

また君島氏は、ノーベル委員会の仕事をありがたがって傍観したり、平和賞は親米的なノルウェー外交の道具でしかないとシニシズム(冷笑主義)で応じたりせず、「ノーベル平和賞を我々市民、民衆のものにしていく」「われわれのものとして再定位する」方向性を目指しているとした。
決定に対して世界の世論が声を挙げて、プロセスを世界の市民、民衆に開かれたものにしたり、欧米中心のものからグローバルなものにしたりして、「ノーベル平和賞を世界の市民・民衆のものにする方向性を追求したい」と述べていた。
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平和学入門の講義で紹介された、君島氏が推薦した主な候補者は次の通り(カッコ内は推薦年度)。
非政府組織(NGO)の「セーブ・ザ・チルドレン」(2007年)▽秋葉忠利・広島市長(当時)と田上富久・長崎市長(当時、2008年)▽医師の中村哲氏とNGO「ペシャワール会」 (2009年)▽NGO「ジャパンハート」設立者の吉岡秀人氏(2010年)▽秋葉・広島市長(当時)と田上・長崎市長(当時、2011年)▽クリストファー・ウィラマントリー元国際司法裁判所判事(2012年)▽小説家の大江健三郎氏(2013年)▽日本国憲法9条を保持してきた日本国民(2014年)▽日本被団協(2015年)▽国際反核法律家協会副会長の浦田賢治氏(2021年)▽ペシャワール会(2022年)▽玉城デニー沖縄県知事(当時、2026年)
(小林)
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