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【立命館大学生も参加】全国の学生が作る映画「突然失礼致します!」

「突然失礼致します!」というタイトルは、全国の学生を集める際に用いられたフレーズから

全国の大学生が「希望」をテーマに制作したショートムービーを集めたオムニバス形式の映画、「突然失礼致します!」がYouTubeにて公開されている(リンクはこちら)。収録された作品は計180本、全国約100大学から500人の学生が企画に携わった。

映画の監修を務めた群馬大の熊谷宏彰さん

監修を務めるのは群馬大4回生の熊谷宏彰さん。新型コロナウイルスの影響により、課外活動の自粛を迫られたことをきっかけに企画を立ち上げたという。「自粛期間は『活動の』自粛期間ではない。外出しなくても活動はできることを意識し、学生が一歩踏み出すきっかけとなる企画にしたいと思った」と当初の思いを語った。映画が完成した心境については「作品が完成しただけで、拡散できていないと意味がない。観賞した人から181番目の「希望」が生まれてやっと意味がある」とさらに先を見る姿勢を見せた。

本学からはメディアアートを扱うサークル「REM」に所属する、岡愛摘さん(映像2)、槌田彩乃さん(映像2)、曳地梨咲さん(映像2)が参加。「私のアオイトリ」(22分14秒~)と題する作品を制作した。作品では、コロナ対策の代名詞ともいえるマスクに、事前に学生から募集した「コロナが収束したらやりたいこと」のツイートを投影。プロジェクションマッピングを用いた唯一無二の1分間となった。

Zoomでの取材に応じるREMの岡愛摘さん

撮影は、監督を務めた岡さんの自宅で行わた。岡さんは「何度もプログラミングを試行錯誤したり夜遅くまで撮影したりと大変だった」と振り返る。一方で、自らが作成した映像が公開されるのは今回が初めてだったという岡さんは「嬉しかったし達成感があった」と笑みをこぼした。監修の熊谷さんは岡さんらの作品を「アイデアに感銘を受けた。自分の想像を超えてくる作品だった」と絶賛した。
各大学の学生が制作した作品は人気投票が行われ、上位に選ばれた作品は年明け頃に全国各地のミニシアターなどで放映される予定だ。岡さんは学生に対し「よかったら作品を見ていただき、投票してもらえたら嬉しい」とコメント。YouTubeでの公開と投票は10月31までとなる。
また、8月上旬から9月末にかけて、本企画へのクラウドファンディングも実施された。目標を大きく上回る約112万円の支援を得たことを受け、熊谷さんは「京都での上映も視野に入れている」と話している。(堀ノ内)

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