全学協議会(全学協)は、学生にとって大学に意見を伝え、大学側の政策を確認できる重要な機会である。長い歴史を持つ全学協のこれまでを、本紙の報道と共に振り返る。

■全学協のはじまり

全学協は学友会からの提起を受け1948年度に協議機関として誕生した。

79年度までは、大学の学費提起と関わって不定期で開催された。同年度に「学費改定方式」が提起されると、それに合わせて原則4年ごとに公開で開催するようになった。

■「オリター活動」制度化

91年度の全学協では、当時、学友会の各学部自治会が自発的に行っていた新入生支援活動(後のオリター活動)を大学側が評価し、新入生支援として制度化し、支援することを確認した。

■セントラルアーク建設

99年度の全学協は、現在のBKCにある学生交流施設「セントラルアーク」建設につながる大きな一歩となった。

当時、BKCには衣笠の学生会館にあたる施設が整備されていなかったことから文化系サークルの拠点が確保しにくかった。学生の活動場所が衣笠キャンパスへシフトする傾向が強まり、学生からはBKCの学生文化の衰退が叫ばれていた。

こうした状況を受けて学友会は署名活動を通じ、学生の交流ラウンジの建設を大学へ要求した。大学は「研究課題として検討を開始する」と回答した。

次回にあたる2003年度の全学協では、同施設の必要性を認め「BKC学生交流施設(現・セントラルアーク)」を建設する方向で議論を行うとした。

施設名称を巡っては、公募が行われた。応募総数919件の中から「セントラルアーク」が選出。BKCの中心(セントラル)に位置し、弓(アーク)のような形から名づけられた。

学生の要求から7年もの年月をかけ、同施設は05年4月、完成に至った。

セントラルアーク建設開始についての見通しを報じる本紙記事=04新入生歓迎号より
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