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色鮮やか 渡り蝶 衣笠に飛来

10月18日、本学衣笠キャンパスの東側広場にて、渡り蝶「アサギマダラ」(鱗翅目マダラチョウ科)の姿が確認された。

フジバカマの保全に取り組む衣笠キャンパス地域連携課の田中真也さんと横山光希(法2)さんに話を聞いた。

衣笠キャンパス東側広場のフジバカマ

同課は京福電気鉄道株式会社の社員とその駅緑化に携わる地域住民と協力して「フジバカマ」の原種を保護する活動を行っている。同キャンパス東側広場の北側にある花壇などでもフジバカマの保護活動は行われており、京都では秋になるとフジバカマの蜜を求めてアサギマダラがやってくるという。

衣笠キャンパス東側広場にて撮影 フジバカマとアサギマダラ

鮮やかな色彩ときめ細やかな模様を持ち、羽を広げると90~100mmにもなる大型の蝶。春から夏にかけて北上するアサギマダラは、卵を生み終えた後寿命を迎える。北部で成虫に成長したあと引き返して秋から冬にかけて南下する。その総移動距離は実に2,000km以上ともいわれており、この驚異的な移動距離について地域連携課の田中さんは「京都市でマーキングした個体が台湾北部で再捕獲された事例もある」という。

今月18日時点で衣笠キャンパスへの飛来が確認できたのは3羽。通り過ぎる人がカメラで撮影する姿も見られた。例年より飛来時期が遅れたことについて田中さんは「地球規模での気候変動が飛来状況に影響しているのではないか」と推測する。しかし今年も飛来を確認できたことについて、定期的にフジバカマの様子を見守ってきた横山さんは「今年は気候が不安定で姿を見るまでは不安だった。姿を見ることができてほっとした。とりあえず一区切りかな」と頬を緩めた。また横山さんは今秋初めてアサギマダラを確認できたことに胸を躍らせ「アサギマダラは数羽の飛来が確認できたあと、群れで訪れる傾向がある。フジバカマのそばを通る際には少し足を止めてみてほしい」と学生に語りかけた。

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