10月17日、リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)の朱雀の間にて立命館大学法学会学生委員会主催の「第64回園遊会」が開催された。主にゼミ選択を控える2回生に向けて教員の話を聞く機会を提供するという目的で開催された本イベントには、過去最多となる学生・教職員計約330人が参加。またホテルでの開催は2019年以来4年ぶりとなり、会場はにぎわった様子を見せた。
当日は立食形式でのビュッフェからスタート。学生・教員各々が料理を片手に対話に臨んだ。
ゼミ選択の際の情報収集のために参加したという折橋遼真さん(法2)は「教授の人となりが良く分かる機会だった」と教授との対話の感想を述べた。また、土橋由愛さん(法2)は「学生委員会の友人に誘われて参加した。ゼミ選択は今後の学生生活を大きく左右すると思うので、今回聞いたお話をもとによく考えて選択したい」と振り返った。
さらに、本イベントには約40人の教職員が参加。小堀眞裕(まさひろ)先生は「以前と異なり今回はスーツでなく私服での実施であったため、より気兼ねなく生徒と話すことができて良かった」と語った。また、園遊会に初めて参加したという清水拓磨先生は「ゼミは学生主体で進めるものであるから、早い段階で何を学びたいのかを直接学生から聞くことができて良かった。講義などであると個人的に話す機会が少なくなってしまうので、こういった腹を割って話す機会がもっと増えたらうれしい」と今後の開催へ期待の言葉を述べた。
本イベントを主催した法学会学生委員会にて、園遊会・卒業パーティー部局の部局長を務める山本雄太朗さん(法2)は当日を迎えられたことに感動しているという。「開催に至るまで多くの苦労があったが、無事に開催でき、委員会の皆をはじめとする関係者の方々には感謝しかない」と熱い言葉を述べた。また、来年の開催に携わる1回生に向けて「来年度は、本年度の課題を改善し、より参加者に楽しんでもらえるような園遊会になることを期待している。これまで通り仲良く、何かあればいつでも頼ってほしい」とエールを送った。(篠原)