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【防災特集2021】 適切な避難行動を「日頃から災害に関心持って」

災害大国である日本では、誰もが自然災害に巻き込まれる可能性がある。多発する自然災害に対して、我々大学生はどのように備え、向き合えば良いのだろうか。昨今の防災事情や防災の在り方について、4回に渡って特集する。

第1回では、災害時の避難行動に関して、本学理工学部の里深好文教授に取材した。

日本で近年注目されているのが、構造物に頼らない防災対策であるソフト対策だ。これは、自然災害による被害を最小限にする取り組みである減災とも強い関係を持つ。

本学理工学部の里深好文教授は「避難」を重要なソフト対策とする。その上で「どこにどうやって逃げるのかまで考えないと避難は完結しない。ここ数年も避難行動の最中により悪い状況に陥るなど、避難が人の命を救うことにつながっていない場合がある」と指摘した。人間は災害による危険が身近にある場合でも、正常性バイアスが働くことで危機的状態を楽観視してしまい、結果的に災害リスクを甘く見る傾向があるという。この点については、リスクに対する恐怖が薄まりやすいという人間の傾向を自覚することが大切とした。

また里深教授は、日頃から周りとコミュニケーションを取ることの重要性についても言及する。仲間同士で助け合える関係性を普段から構築することが、災害時の安全性を向上させることにつながるという。加えて「自然災害を自分には関係ないものとは思わずに、日頃から災害に対して関心を持ってほしい」と学生にメッセージを送った。

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