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学園祭開幕 「BKC祭典」11年ぶりトップバッター飾る

■「This is LAST」 観客数千人を魅了

午後2時頃からセントラルステージではプロタレント企画が行われ、ロックバンド「This is LAST」が登場した。祭典本部によると、ステージ前には数千人が集まった。企画は、大阪市のラジオ局「FM802」が学園祭をプロデュースする「FM802 Campus Festival Tour」の一環で行われ、ライブ終了後には同局の公開収録が行われた。

ライブでは、人気曲「オムライス」などを歌った。途中、ボーカルの菊池陽報さんに促されて観客が共に歌う場面もあった。

ライブ終了後の公開収録で菊池さんは、「温かくてやりやすかった」と振り返った。ドラムの鹿又輝直さんは若者へのメッセージを求められると、「自分のやりたいことをするのに遅すぎることはない」とエールを送った。

三重県から駆け付けたファン

三重県から来場した男女はステージについて、「想像以上に観客席から近かった」と驚きをあらわにした。

滋賀県から来た男性ファンは、「よく音楽フェスやライブに行くが、改めてセットリストが良く、心に染みて良かった」と話した。

(星野、室山)

■エンディング企画 熱気で秋の冷気を吹き飛ばす

セントラルステージでは午後5時40分からエンディング企画が行われ、伝統芸能サークル「和太鼓ドン」、音楽サークル「Free Music Circle PEACE」、軽音サークル「BRISE MUSIC」が出演した。

和太鼓ドンの演奏。リズミカルに盛り上げた

トップバッターを務めたのは和太鼓ドン。秩父屋台囃子から始まり全5曲の日本伝統音楽を奏でた。後半、連続して3曲目「無礼講」から5曲目の「宴」までが演奏されると歓声が湧いた。

BRISE MUSICの演奏。熱唱やギターで会場を熱気で包んだ

続くBRISE MUSICはロックバンド・JUDY AND MARYのヒット曲「そばかす」などの楽曲を披露。曲が進むにつれて観客も集まり盛り上がりを見せた。

「Free Music Circle PEACE」のジャズ演奏。力強く観客を引き込んだ

最後には音楽サークル「Free Music Circle PEACE」が登場。会場の熱気を引き継ぎ、TK from 凛として時雨の「unravel」やジャズバンド・KAGEROの「GAS」などを披露して、ステージの最後を飾った。楽曲を弾き切ると、会場では歓声と拍手が巻き起こった。

(真田)

■ミュージック花火 学園祭開幕を彩る

例年学園祭のフィナーレを飾っていた「ミュージック花火企画」。本年度は、学園祭開幕の喜びを乗せて、大輪の花火がBKCの夜空を彩った。花火は、Official髭男dismの「Chessboard」に合わせて輝き、曲の終わりに近づくに連れて数を増していった。音と光が融合した演出に来場者は魅了された。花火が打ち上がり終わると会場からは歓声が湧き上がり、BKC祭典は幕を閉じた。

秋の夜空を照らした

(吉江)

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