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「BKC祭典」開催 30周年のBKCで学園祭閉幕

■企業ブース BKCでは初

BKCでは初となる企業ブース企画では、グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)が出展。住人同士が交流できる共用部を備えた交流型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」に関するパネル展示を行った。同社の喜田さんは「ソーシャルアパートメントはプライベートな空間を維持しながら、さまざまな人と交流することができる物件。ぜひ一度住んでみてほしい」と述べた。

パネル展示のほかにクイズ企画も行われた

(八木、眞田)

■ファンモン、5千人を熱狂 冬の寒さを歌い飛ばす

午後2時からセントラルステージではプロタレント企画が行われ、ファンキーモンキーベイビーズが登場した。グループとしては年内最後のライブ。ステージ前には彼らを一目見ようと、5千人以上が集まったとみられる。1時間で全10曲を披露し、観客を熱狂させた。

観客から手拍子が沸き起こる中、代表曲「ちっぽけな勇気」で登場。メンバーのファンキー加藤さんは観客に拳を掲げるよう促すと、「その拳の中、無限の可能性が秘められていることを忘れないでください」と語りかけた。

8曲目に「ファンキーモンキーベイビーズの歌じゃなくてあなた自身の歌」と紹介したのは、「あとひとつ」。サビの歌詞に合わせて観客が空へ手を掲げると、雲の隙間から光が差し込んだ。

ライブ最後の曲は「悲しみなんて笑い飛ばせ」。ファンキー加藤さんがステージから飛び出し、ステージ近くにあるユニオンスクエア2階のテラスへ上って歌唱する場面もあった。

観客は曲に合わせて歌い、跳び、手をたたき、ファンキーモンキーベイビーズと共に冬の寒さを吹き飛ばした。

ファンキー加藤さんが投げたタオルを手にする親子

兵庫県西宮市から来場した女性は、親子でファンキーモンキーベイビーズのファン。特に印象に残った曲には、6曲目に披露された「メロディーライン」を挙げ、「外部のライブではなかなか聞けない。びっくりした」と話した。曲中、ファンキー加藤さんは観客に向かってタオルを投げた。つかみ取った学生が、女性にタオルを譲ってくれたという。

夫婦でグッズに身を包んで来場した

草津市の夫婦は、11年ぶりにファンキーモンキーベイビーズのライブに参加した。11月のBKCウェルカムデーにも来場したといい、身近なBKCでライブを見れたことを喜んだ。「グッズTシャツを着る機会があって良かった」と笑顔を見せた。

(井本)

■エンディング企画 観客魅了 熱気で冬の寒さ吹き飛ばす

セントラルステージでは、Jack&Beansの「ECHIMOS」、京都チーム「櫻嵐洛(さらら)」、「舞style」の3団体がエンディング企画に出演した。

軽音楽サークルのJack&Beansに所属する「ECHIMOS」がトップバッターを飾った。Suchmos(サチモス)の「Life Easy」をカバーして歌う際には、観客にスマートフォンのライトを照らすように呼び掛けた。会場は幻想的な光に包まれ、観客は歌声に聴き入った。

美しい歌声を会場に響かせた

続いて、よさこいサークル・京都チーム「櫻嵐洛」が登場した。鳴子や扇子を用いて迫力ある演舞を披露。最後の演舞である「烈華(れっか)」が終わるタイミングに合わせて真っ赤な花火が上がった。

エンディング企画を締めくくったのは、ストリートダンスサークルの「舞style」。ヒップホップやブレイクなど、計7ジャンルのダンスで観客を魅了した。

躍動感のあるダンスで会場を盛り上げた

最後はLittle Glee Monster(リトルグリーモンスター)の「世界はあなたに笑いかけている」に合わせて踊った。曲が盛り上がるにつれて、会場のボルテージも最高潮に。曲のラストには銀テープが空を舞い、エンディング企画は終了した。

(吉江)

■ミュージック花火 学園祭の最後を飾る

「ミュージック花火企画」が本年度も学園祭のフィナーレを飾った。午後7時10分からは、音楽に合わせて大輪の花火が冬の夜空を彩った。今回はBKC開設30周年を記念した特別なバージョン。「立命館」の頭文字である「R」の形の花火が輝いた。花火の打ち上げが終わると会場は拍手に包まれ、本年度の学園祭は歓声の中、幕を下ろした。

花火は音楽に合わせて打ち上げられた

(吉江)

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