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来場者数13000人超、BKCウェルカムデー開催

11月4日、本学びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて「BKCウェルカムデー 〜びわこ・くさつ健幸フェスタ〜」が開催された。本イベントが開催されたのは昨年に続き2回目。昨年の来場者数は5010人であったのに対し、今回は昨年度の倍以上である13017人を記録した。

BKCウェルカムデーは昨年の11月5日、本学の各学生・教職員がそれぞれ持つ地域とのつながりを、一挙に集結させたイベントを目指し企画・開催された。今年度は昨年よりも75企画増えた全166企画が実施され、多くの来場者が見られた。来場者アンケートの結果によれば80%以上の来場者が家族連れなどの参加であった。また、来場者の約20%は県外から来場しており、多様な地域からの参加であったことがわかっている。

当日は多くのキッチンカーが並んだ

ウェルカムデーでは「スポーツ」「フード」「SDGs」「マインドフルネス・健康」「地域」「パフォーマンス」「サイエンス・テクノロジー」の七つのコンセプトを軸に企画が行われた。中でも今回新たに追加された「サイエンス・テクノロジー」の企画では、7月に本学へ設置された宇宙地球探査研究センターでセンター長を務める佐伯和人先生によるセミナーが開かれるなど、会場は賑わいを見せた。

佐伯先生のセミナー『つくって、さわって、わかる最新月探査』

BKC地域連携課の梅村亮介さんによれば、イベント終了後に行ったアンケートによると「mocca(モッカ)」という木の通貨が子供たちに人気だったという。moccaはウェルカムデー当日に、出店店舗で呼び込みなどの手伝いをした子供たちに配布され、当日は実際に通貨として使用できた。獲得した通貨が実際に使用できることについて梅村さんは「単なる職業体験ではなく、実際に仕事をして自分で使い道を決めるという『新しい体験』の仕方を模索した」と話した。

制作時のmocca(提供:BKC地域連携課)

大学のキャンパスはその特性上、地域住民なども利用できる食堂や購買がある反面、防犯対策などの観点から警備や制限の厳しいエリアも存在し、地域住民との壁となる要素を持つことがある。そのため、こうした地域に開かれたイベントが開催されたことで「気軽に足を運べたことは貴重な機会だった」という来場者の声もあった。そうした声に対し、梅村さんは「大学のキャンパスに入ることに一定の壁を感じられている地域の方もいると思う。イベントをきっかけに大学へ足を運んでもらえたらうれしい」とした。また来年度の開催に向けて「来年、BKCは30周年を迎える。ウェルカムデーをその象徴の一つにできればと思っている」と前向きな姿勢を示した。

(小室、加藤)

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