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杜の都駅伝 本学陸上競技部 4位でシード権獲得

全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝)が10月25日、仙台市にて開催された。弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)から仙台市役所前市民広場までの38.1km、6区間を全25チームが駆け抜けた。                     本学女子陸上競技部は4位でフィニッシュ。シード権を獲得し、来年度の同大会参加への切符を手にした。5区を走った前主将の松本美咲(経済4)に、今大会の所感や次の大会への意気込みを聞いた。

全25チームがスタート

「悔しいが、全力を出し切れた」主将としての最後の大会を終えて

松本美咲(経済4)は大学生活最後の大会を終えた。「納得のいく結果ではなく悔しい思いがあるが、自分たちの持っている力は出し切れた。今大会を通してチームの団結力を高めることができてよかった」と笑顔でコメントした。
松本は5区の9.2kmを激走。主将としての攻めの走りを見せた。1秒でも速く6区へつなぎたいという思いが力になったという。「走っているときは、お世話になった先輩やコーチの顔が浮かんだ。自分は支えてもらっている人たちのおかげで走ることができている。日々支えてくださる方へ、走りで恩返しをしたかった」と振り返った。

5区を走る松本選手

コロナ禍でもチームがひとつに

新型コロナウイルスの影響で、毎年行っていた夏合宿が今年は中止となった。合宿が無いなかでも、一人ひとりが自主的に練習を行った。「坂を走る練習を増やしたり、20kmを超える距離を走ったりして、選手全員が『絶対に勝てる』という自信がついた状態で大会に臨むことができた」と語る。「今大会では主将として、自分が先陣を切ってチームを引っ張りたいと思っていた」と真剣な表情を見せた。                       チームでの練習が再開してからは、選手とのコミュニケーションを大切にしたという。「チーム内で、走れている選手と調子が悪い選手の温度差が生まれないようにした。選手一人ひとりの現状を把握し、どんな練習をすればいいかを話し合った」と語った。
また、後輩への思いを聞くと「今大会で優勝した名城大だけではなく、強い大学は全国にある。自分たちが他大学のチームと比べて何が足りないのか、その差を埋めるには何をしたらいいのかを細かく分析して練習に励むことを大切に。立命館の女子駅伝チームは入賞できる実力が充分にあると信じて来年以降も頑張ってほしい」と期待を寄せた。

笑顔で取材に応じる松本選手

「絶対に表彰台にのぼる」富士山女子駅伝で雪辱を誓う

最後に松本は「次の富士山女子駅伝では絶対に表彰台を狙う。選手全員が『やりきった』という思いで笑顔で終われるように精一杯頑張りたい。自分たちのかっこいい走りを存分に見せたい。テレビ越しではあるが、応援してほしい」と意気込み、雪辱を誓った。
富士山女子駅伝は、静岡県富士宮市と富士市にて12月30日に行われる。        (坂口)

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