学生団体Clownが春休みを利用して、滋賀県米原市の伊吹薬草の里文化センターに団体の8代目のメンバーがツリーハウス「八雰(ハイフン)」を完成させた。
Clownは2014年から活動を開始し、約200人の部員のほとんどが本学の理工学部建築都市デザイン学科で構成されている。活動の資金として、営業部の学生が企業から協賛金を集めている。普段の活動はオンラインで行い、春休みや冬休みを利用した合宿でツリーハウスやオブジェの制作を行う。ツリーハウスは学生自身でデザインや図面作製をし、古くなったツリーハウスは解体、もしくはオブジェとして再利用している。
代表の馬越康輔さん(理工3)は「コロナでの引継ぎが難しく、どのように行えばよいのか先輩たちに質問した。また、感染者が出たら中止になってしまうので感染対策が大変だった。しかし、自分たちの力で完成させたことがうれしかった」と語った。
ツリーハウスは誰でも利用可能だ。6月5日には完成イベントを実施し、今後は夏休みの合宿に向けて新しいデザインや設計を決めていく。
「この活動を通して全国にツリーハウスを広めたい」と馬越さんは目標を述べた。(佐藤)