10月29日と10月30日にAPU天空祭が3年ぶりに対面で開催される。
APU天空祭は立命館アジア太平洋大学(APU)の学園祭にあたる。名前の由来は「天空の上にあるかのような学園祭にしたい」という願いから。そして今年度、天空祭は20回目の開催となる節目を迎える。
開催を迎えるにあたって天空祭実行委員の小野さんに話を聞いた。
昨年はオンラインであった天空祭。今回は対面開催となる運びだが、BCPレベルが3に上昇した場合には対面開催ができない旨を大学側から伝えられていたため、常に不安との戦いであったという。また、対面開催のノウハウがない中でのスタートだったため、なかなか実行委員間の統率が取れなかった。実行委員でさえも天空祭の全貌を掴めない中、小野さんはその状態を解消するために対面開催時のビデオを実行委員に見せることを企画。具体的なイメージを共有し、実行委員が開催に向け一丸となって取り組むことができたと話す。
天空祭の一番の強みについて小野さんは、ステージ企画をあげた。ステージ企画では中国の伝統舞踊である華劇などさまざまな国のパフォーマンスが行われる一方で、国際学生が日本文化を取り入れたパフォーマンスを行うことも天空祭ならではの魅力。他にも模擬店企画では、タイ料理であるトムヤムクンに代表されるような世界各国の料理が味わえる。
最後に小野さんは本学学生に向けて「多くの方に天空祭の特色を感じてほしい。いろんな国の人々と話し、文化を感じる良い機会になると思う。この2年間、コロナウイルス等で海外旅行にいくことができなかった方々にも天空祭は小さな海外旅行になると思う」とコメントした。
(中村)