ミスキャンパス立命館2019のファイナルイベントが12月8日にKBSホール(京都市上京区)で開催された。会場には約450人の観客が集まり、ファイナリスト5名の集大成ステージを見守った(1名は一身上の都合によりイベントを欠席)。
約4時間に渡り、ファイナルイベントのコンセプト「枠を超え、あなたに繋ぐ。」のもと、ファイナリストによる活動期間中に体験した文化の発表や、着物ファッションショー、活動を振り返るスライドショーの上映などが繰り広げられた。ファイナリストが自己アピールをするステージは、例年の特技披露とは異なり、「挑戦披露」という形で、初めて取り組むものや長年のブランクがあるものに挑戦する場となった。
終盤には、ファイナリストそれぞれが活動への思いや応援してくれた人たちへの感謝の気持ちをスピーチで述べ、その後会場全体でグランプリを決める最終投票が行われた。事前に行われたWEB投票などの結果も兼ね合わされ、見事今年のグランプリに輝いたのは、中林奈々さん(経済2)。準グランプリには西尾ゆいさん(国関2)が選ばれた。
中林さんはイベント終了後、本紙のインタビューに「(グランプリという結果を受けて)まだ実感が湧いていないけど、応援してくださった多くの方に直接お礼を言いたい。今までの私は卑下ばかりするタイプだったけれど、活動を通して、自分の頑張りも他人の頑張りも認められるようになった。グランプリが私でよかったとみんなに言ってもらえるようになりたい」と答えた。
西尾さんは「結果は正直悔しい。活動を通しては、自分の良いところも悪いところも全部含めて私だと認められるようになった。準グランプリも栄誉のある賞であることには違いないので、名に恥じぬようこれからも綺麗になっていきたい」と次なる抱負を語った。
受賞した二人には、雑誌のモデル起用や、ミスオブミスクイーンコンテスト2020への出場権が与えられ、今後の活躍も期待される。
ミスキャンパス立命館2019の節目を迎え、実行委員代表の三木麻里衣さん(経営3)は「ミスキャンパス立命館2019としての活動を、ファイナリスト、スタッフ、そして携わっていただいた全ての方に『楽しかった。良かった』と思ってもらえていれば幸い。10年間、支え、応援してくださる方々がいるからこそ、今のミスキャンパス立命館がある。来年も再来年も、たくさんの人に愛される、そんな団体が続いていきますように。本当にありがとうございました」と語った。(堀ノ内・檜垣)