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立命館大生協 コロナ禍の営業形態に変化

特別営業中の衣笠キャンパス存心館食堂

立命館生活協同組合(生協)は、BCPレベルが3に変更された4月19日からも営業形態を一部変更しながら営業を行うことを決定した。一方で2020年度の年間収支は4億円の赤字であり、2021年度からの出資要請金額の増額が決定されるなど生協の経営は困難を極めている。

春学期開始後2週間は食堂に列ができる光景も見られ、特に4月第3週の食堂と売店の1日の利用者数は2021年度の56.6%に。しかし4月19日からBCPレベルが3に変更され、利用者数は2019年度に比べ5分の1程度に落ち込んだ。これは2020年度秋学期の利用者数を下回るという。

そんななか、5月3~5日には食堂の特別営業を実施。生協の酒井克彦専務理事は 「大学からの要請も受け、特に帰省できない下宿生のことを考えて図書館やキャンパスのラウンジが開くことを前提に臨時営業を行った」と営業の経緯を語った。期間中は本学父母教育後援会からの支援により、4割引きでメニューが提供された。

今後、BCPレベルが2に変更されれば利用状況を鑑みながら4月第3週と同様の営業形態に戻す見通しだという。(川村、佐野)

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