「これで不正防げるか」「推薦人数削減ありき」中央委で選挙方針審議
選挙不正をどう防ぐのか――。再発防止策を盛り込んだ中央選挙管理委員会の選挙方針が27日、中央委員会で審議された。出席したパートからは、推薦人名簿を巡る不正の再発防止策の不十分さなどを指摘する意見があった。(小林)

推薦人名簿、エクセル提出維持へ 選挙不正受け、選管が再発防止策本学学友会の中央選挙管理委員会は27日、昨年の自治会役員選で文学部自治会執行委員会の委員長に当選した学生が推薦人名簿を水増ししていた問題...
「学部自治会を代表する委員長が不正に選ばれたのは、非常に重い事態だ」。出席者は選挙制度自体の抜本的な改革が必要だと訴えた。
一方、方針に明記されたのは、本人に無断で記載していない旨を確認するチェックボックスの導入や、推薦人制度の周知など。推薦人名簿の公開は検討に留まり、自筆署名は「立候補者に負担がかかる」と断念した。
不正を巡っては、推薦人の氏名と学生証番号を立候補者自身に入力させたため、同意がない推薦を見抜けなかった。しかし選挙方針には、同意の有無を確認する策が盛り込まれなかった。
複数の出席者は「これで不正が防げるのか」「選挙が公正に行えるのかに疑問符がつく」などと疑念を表明した。

25年度に指定された推薦人名簿の提出様式。推薦人の氏名を候補者自身に入力させていた
チェックボックスを巡っては「根本的な解決になっていない」「立候補者の性善説に頼りきったものでしかない」との指摘もあった。
中央選管委員長は「昨年度の事例では、立候補者自身がそもそも不正として自覚していない可能性がある」と説明。「選管の説明が足りなかった可能性が少しでもある場合、選管の責任だと認識している。そのようなことを防ぐための手段だ」と釈明した。
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