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米大学とオンライン留学プログラム開発 SDGsをテーマとした新たな学び

新型コロナウイルスの影響により2020年度は海外留学の中止が相次いだ。そのようななか、立命館大学は海外協定校のカリフォルニア大学デービス校と協力してオンライン留学プログラムを開発。2月5日〜3月5日の1カ月間、75名の学生がSDGsとAcademic English*について学んだ。

オンライン留学プログラムでの体験について語る大竹さん(左上)、今井さん(右上)、澤田さん

参加者は5つのレベルに分かれ、それぞれ数十人のグループで活動。SDGsの17の目標のうち「健康・福祉」や「ジェンダー平等」、「エネルギー」、「消費・生産」といった4つの目標に焦点を当てて議論した。初めて留学プログラムに参加した澤田歩佳さん(経営2)は「日本人の目線を離れて客観的に捉えることができた。」と話した。

現地の学生と世界各国の取り組みについて議論する時間も。今井聡紀さん(経営3)は「国によって考え方が違うことがわかり、物事を多角的に考える必要性を学んだ」、大竹美緒さん(法3)は「ネーティブのスピードに合わせるのは大変だったが、さまざまな意見を出し合えた」と振り返った。

国際教育センターでは今夏に向け、正課のオンライン留学プログラムをさらに開発していくとしている。

また4月26日〜30日にかけて、オンラインで留学説明会が実施される。短期・1セメスターの海外留学プログラムの概要をタイプ別に紹介するとしている。事前登録は不要だが、Zoomの参加者数に限りがあり定員目安は100名。参加方法など詳細はmanaba+Rで「留学のいろは~立命生のための留学説明会~」と検索すると確認できる。

*「Academic English」英語4技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)を統合的に学習するコース。学術的なテーマを取り扱い、大学での講義や研究において活用できる英語運用能力とアカデミック・スキルの習得を目指す。

KEY WORD「SDGs」

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成されている。2015年に国連サミットで採択された。

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