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《大阪北部地震》発生から5日、地震の余波続く 学生からは不安の声

阪急南茨木駅の駅売店には休業を知らせる張り紙が貼られている=21日撮影

大阪府北部を震源とし、最大震度6弱を記録した大阪北部地震から今日で5日。

震源に近い茨木市や高槻市周辺では、ガスの供給が止まっており、物流網も完全に回復しておらず、店舗の休業が続くなど、市民生活への影響が残る。

立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)では6月24日まで学生の立ち入りを禁止するなど、地震の余波が続いている。

 震源に近い茨木市に住む産業社会学部2回生の女子学生は震災翌日になっても、再開した大学へ行くことができなかった。彼女の脳裏にあったのはSNS上で話題となった最寄りである阪急・茨木市駅の惨状だった。天井から吊るされていた電子掲示板が地震の揺れによって落下した。

水曜日からは家族の反対を押し切って大学に登校しているが、余震への不安は絶えない。水や非常食を購入し、家族とは非常時の避難先を確認した。茨木市内にあるアルバイト先の水泳教室はガス供給が出来ず、未だ閉館している。

 一方で高槻市に住む法学部2回生の男子学生は地震発生時に京橋駅(大阪市都島区)付近にある友人宅にいたという。

地震後に自宅へ帰宅しようと京阪京橋駅まで向かったが、電車は運休していた。道路には車が渋滞していて、タクシーを拾うこともできなかった。結局、徒歩で吹田市まで向かい兄に迎えに来てもらったのだという。

自宅前から国道171号へと続く道は通行止めになっていて、スーパーマーケットの商品は売り切れていた。水道は20日の昼に復旧したが、ガスは依然として利用できない。「本震が来るのではないかと思うと怖くて眠れない。いつまでこんな状況が続くのか」と不安を漏らす。

本学の学生にも多大な影響を及ぼした大阪北部地震。交通機関はおおむね復旧するなど、市民は元通りの生活を取り戻しつつあるが、余震や土砂災害への不安は残る。

 

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