―学生の健康への立命館生協の具体的な取り組みは。
河原理事長「立命館には、専属の先生がいる保健センターがあり、(立命館生協は)すぐに連携できるのが強み。また、父母教育後援会の協力のもと生協が食の健康をサポートする『100円朝食』がある。『100円』で続けるのは厳しいから値上げしようかという話があった。しかし、100円朝食というネーミングがいいこともあり、150円や200円にせず維持しようとなった。こうした独自の立命館のシステムがあることを理解してほしい。加えて、今後さらに成長させていきたい」

飯塚専務理事「大学の保健センターとコラボするなど、より豊かで健康的なキャンパスライフを作っていきたい。また、メンタルヘルスも重要になってきているので、そこも含めてサポートしていきたい」

飯塚専務理事=6月16日、衣笠キャンパス

―立命館生協における学生の役割とは。
河原理事長「おそらく、GI(生協学生委員)の存在を知らない人が多い。だから、出資しても生協の職員がいろいろ(運営などを)やっているイメージがあるのではないか。しかし、大学生協の理事会の元に設置される組織委員会 『学生委員会』という会議がある。そこで学生がアイデアを揉み、月1回の理事会で発表する。職員の意見も踏まえ、どうするか判断する。こういう感じで(立命館生協が)回っていることを知ってくれるとうれしい」

―コンビニエンスストアやネット通販など、手軽で便利なサービスが普及した現代。民間企業とは違う生協の存在意義・価値は。
河原理事長「みんなで作り上げていくところ(が存在価値)。利益にならないからしないという(民間企業とは)全然違う考え方で成り立っている。トータルに豊かなキャンパスライフを支えていくところが生協だと思う」

飯塚専務理事「組合員が『自分の店』だと思うことが生協の存在意義。外部業者と違うのは、剰余利益は組合員に還元されること。キャンパスに密着して学生生活に伴走する。民間であれば赤字撤退する事もあるが、生協は全体最適のなかで、赤字店舗でも生協全体で支えることが可能。そういったことは、生協しかできないことだと思う」

(金井)

 

 

1 2 3