7月9日に、門真市民文化会館ルミエールホール(大阪府門真市)にて、本学応援団吹奏楽部による「SUMMER CONCERT2023」が開催された。演奏会は、シンフォニックステージとリクエストフェスステージの二部構成で開催され、当日は約600人が会場を訪れた。
1部では『ジュビリー序曲』『天国の島』『ノートルダムの鐘』など計5曲を演奏。『ノートルダムの鐘』では、楽器の演奏だけでなく合唱でも美しい音を会場に響かせた。
2部の演奏曲は、事前に本学応援団吹奏楽部公式Twitterにてリクエスト曲を募集し、その結果を基に選曲。Mrs.GREEN APPLE『青と夏』やサザンオールスターズ『真夏の果実』など夏らしいポップス曲を演奏し、会場を盛り上げた。また、昭和・平成・令和の各世代を代表する夏曲である『東京ブギウギ』『夏色』『宿命』をメドレー形式で演奏した。
応援団吹奏楽部に所属する娘の演奏を聴くため、大阪府枚方市から来場したという男性は「サザンオールスターズなど自分たちの世代の曲が演奏されて、楽しかった。吹奏楽での演奏となると、より優雅に聴こえた」と感想を述べた。
部長の都築芙実(つづきふみ)さん(文4)は、演奏会について「無事に演奏会を終えられてほっとしている。課題も見つかったので、今後の演奏に生かしていきたい」と振り返った。
8月19日には守山市民ホール(滋賀県守山市)で全日本吹奏楽コンクール出場の枠を競う関西吹奏楽コンクールが開催される。都築さんは、惜しくも全国大会出場を逃した2021年の結果を振り返り「2年前のリベンジを」と意気込む。今年は、2年前と同じく『メトロポリス1927』を自由曲として演奏し、大会に挑む。「必ず金賞を取って全国大会に出場したい」と決意を語った。(吉江、下田)