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京都最大規模の古書即売会 下鴨納涼古本まつり開催

下鴨納涼古本まつりが8月11日から16日までの6日間、世界遺産である下鴨神社糺の森(京都市左京区)にて開催される。35回目の開催となる本年度は、昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症対策として、食事の提供や児童書コーナー、紙芝居イベントを取りやめる措置が取られる。この古本まつりは京都、大阪、奈良、兵庫の4府県の古本屋が出店する大規模な古本即売会であり、春の古書即売会、秋の古本まつりとともに「京の三大古本まつり」の一つに数えられる。

古本まつり開催期間中の糺の森には、地域住民だけでなく観光客も訪れる

「京の三大古本まつり」を主催する京都古書研究会の増田哲也さんによると、三大古本まつりの中で、とりわけ今回の古本まつりは現代の漫画から江戸時代の古書まで幅広く出品される。そのため、今回は古本に馴染みのない人が最も面白く感じられる古本まつりであるという。

さらにより一層楽しむための秘訣として、増田さんは「たくさんの本屋が出店しているため、さまざまな種類の店を巡った後で印象に残った店に戻ってじっくり見ると良い」と述べた。

増田さんは学生に向けて「本以外にもCDやDVDが多く出品される今回ははじめて行く古本市として最適。学生こそ古本まつりに来てほしい」と呼びかけた。(大池、下田、松尾寛)

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