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教育機関初、Microsoft Base 新設 立命館独自AIの開発も

完成予想図
※イメージは変更の可能性があります

本学は、教育機関初となるMicrosoft Baseを2024年に大阪いばらきキャンパス(OIC)へ設置することを発表した。日本マイクロソフト株式会社との協定締結の一環で「DX人材育成」「スタートアップ創成支援」「新たな学びの創造」などの分野で連携する。Microsoft Baseでは、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」やマイクロソフト製品の活用を支援するスタッフが常駐するという。

今回の取り組みは、本学の中長期計画「学園ビジョンR2030」に基づくOIC新展開構想の一環。OIC新展開では、学生や自治体、企業が集う新しい拠点を目指すだけでなく、誰もが挑戦できる場「TRY FIELD」を整備する。2024年の映像学部・同研究科と情報理工学部・同研究科のOIC移転を、単なる学部移転に終わらせたくないと語るのはOIC新展開企画課の古賀健治さん。Microsoft Baseの設置を通じて、本学独自のAI「R-AI(仮称)」の開発のほか、自ら考えて動く「創発性人材」の育成に力を入れる考えだ。これを受けて古賀さんは「学生が何かをたくらむ場として積極的に活用してほしい」と期待を寄せる。

今後の展望として、新棟へ民間企業を誘致するなど、社会共創も拡大させていきたいという。OICの拡張性に目をむける同課の垰口広和さんは「いろんなことに挑戦してほしい。全力でサポートする」と学生にエールを送った。
(小野)

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