生命科学部が28年度改編へ 「物心体の充実」目指す新展開構想とは 花﨑学部長インタビュー
本学生命科学部は「新展開構想」として、2028年度へ向けて学科改編などの改革を進めている。構想にあたっては、文科省が公募する事業の採択も受けた。構想の背景や狙いなどについて、同学部の花﨑知則学部長に話を聞いた。

―生命科学はどんな学問なのか。
「生命科学というのは生命をキーワードに、医学や薬学、物理学といった様々なバックグラウンドを持つ研究者が集まって成り立ちます。生命というのはヒトや動物の命という生物学的な命はもちろん、生きていく環境、生活に使うものまでを含めて、命あるものが関わる全てが対象となります。そのため生物学的な生命に限らず、社会生活も含めてエネルギーや材料といったものも広く対象にしています」
―「新展開構想」に至った経緯は。
「AI(人工知能)の台頭、超高齢社会、カーボンニュートラルやDX(デジタルトランスフォーメーション)といった社会の変化が取り沙汰されているなか、構想は我々の学部が守備範囲を広げて社会にどう貢献できるか考えた結果として生まれたものです」
―構想でも大きくテーマに掲げられた「ウェルビーイング」とは。
「一般的にウェルビーイングは主に健康(にフォーカスされがち)なのですが、我々は社会環境や物質といった全てを含めて対象とすることが必要だと思っています。その意味で物、心、体の全てがウェルビーイングに繋がると思っています。つまり『物心体』の充実がよりよく満足度の高い人生を送れるということです。われわれの学部の核、共通項となるのがウェルビーイングという考え方です」
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