■学外団体、ブースで紹介 「万博」発信も
学外の2団体が、午前11時からB棟でブースを構えて、活動の紹介などを行った。
2025年日本国際博覧会協会(大阪市)は、来年4月に開幕が迫った2025年大阪・関西万博を、チラシの配布などでPRした。万博の公式キャラクター「ミャクミャク」やロゴが描かれた缶バッジを作れるコーナーがあり、家族連れなどでにぎわった。2時間ほどで用意していた約400個分の材料を使い切ったという。同協会広報・プロモーション局企画部の谷口大さんは「より身近で、より間近に感じていただけるとうれしい」と話していた。
また、本学経営学部校友会は今回、学園祭に初めてブースを出展した。学生の集まる場で、校友会を学生に知ってもらうことが目的。パネルで校友会の活動内容を紹介したほか、若手の校友による就職活動の相談会もあった。同会副会長の玉井清太郎さんは「卒業生同士の交流だけでなく、恩返しもできるよう活動したい」と意気込んでいる。
(小林)
■今年も開催「モギ―1グランプリ」
最も人気のあった模擬店を来場者の投票で決定する「モギ―1グランプリ」が前年度に引き続き開催された。
投票は大きな模造紙に書かれた店舗名にシールで投票していく方式。谷菜摘美さん(心理4)は「今年は新棟の下で投票を行ったことにより多くの来場者に投票していただくことができた。新棟ができたことにより、OIC祭典自体がより盛り上がりを見せたように思う」とコメントした。
投票の結果、本学陸上競技同好会(RAC)の「鶏あえずこれ食っとけ!!究極の肉団子スープ。」が1位に輝いた。
代表の宮田孝輝さん(経営1)は調理の上で栄養バランスを考えたことをこだわりとして挙げた。「ハプニングもあった模擬店準備だったが、1位になることができたのはサークルのみんなとお客さんたちの投票のおかげ。みんなにありがとうと伝えたい」と感謝の気持ちを語った。
(三好)
■エンディング、盛り上がり見せる
ストリートダンスサークル「関西Wall Street」と音楽サークル「Free Music Circle PEACE」のパフォーマンスがOIC祭典のステージ企画の最後を飾った。期待感が高まる中、会場はステージが始まる前から来場者で混み合った。
関西Wall Streetによるダンスステージでは場面が変わるごとに大きな歓声が上がり、終盤では銀テープが宙を舞った。PEACEによるステージはSuchmosの「YMM」の演奏。来場客はステージ開始前に配布されたペンライトを振った。
最後は関西Wall StreetとPEACEによるコラボステージ。PEACEが演奏するSuchmosの「STAY TUNE」が終盤が近づくにつれ、ソロパートをはじめとしたダンスパフォーマンスへの歓声も増し、会場の盛り上がりを見せた。
代表の三田智也さん(政策3)は「本番ならではのアレンジも加わるので、その場でしか感じられない熱量を感じ取ってほしかった」と話した。ボーカルを担当した道徳亮太さん(経済3)は「ダンスパフォーマンスと合わせる機会はほとんどない。今回はリハーサルのときに初めて合わせたが、本番はやってやろうという気持ちで挑んだ。観客の雰囲気もありとても楽しかった」と述べた。
(長尾)