8月7日~9月27日にかけて本学広報課が募集していた「新型コロナウイルス感染拡大防止キャッチコピー」の結果が発表された。応募総数は1471作品で、学内の審査を経て最優秀賞3作品、優秀賞30作品が選出された。
・「変わる世に、変わらぬ思いやりを。」(けんちゃん さん)
(本学広報課コメント)新型コロナウイルスの感染拡大により、社会は大きく変わりました。外に遊びに行ったり、友達と食事をしたり、そういったことが気軽にできなくなってしまった。また、マスクの着用やアルコール消毒など、個々人に求められることも増え、それらの変化から生じる負担はストレスになったと思います。しかし、そんな大変な状況の中でも、自分だけではなく周りの人も守っていこう、という思いやりの姿勢が大事であると考えました。
・「手洗いこそ、一番身近なボランティア。」(永島あさひ さん)
(本学広報課コメント)医療従事者でなくとも、新型コロナウイルスの脅威から自分や周りの人を守ることはできます。なかでも手洗いは誰でも簡単に実践でき、感染拡大防止に非常に効果的です。そんな、社会を守ることにもつながる「手洗い」を、一人ひとりが心掛けてほしい、と考えました。
・「距離をひらけば、未来がひらける。」(ロビンソン さん)
(本学広報課コメント)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ソーシャルディスタンスを保つことが求められています。しかし、例え距離はひらいても、友達や親しい人との親睦は深め大切にしていく。そういった姿勢がwithコロナの時代には必要だと考えました。「距離をひらく」というと、どうしてもネガティブに聞こえてしまいますが、その後に「未来がひらける」と続くことによって「大事だからこそ距離をとっていこう、その上で関係性を維持していこう」、そういった未来志向でポジティブなメッセージだと考えました。
・何の変哲もない日々を取り戻す、特別な毎日 (しゅういち さん)
・新しい「あたりまえ」を、みんなで作ろう。(y0k0t0m0 さん)
・未来につながる今を、諦めない(いくもん さん)
・続けることで未来を守る(よこくらゆうき さん)
・手洗いは、やさしさだ(日下部 涼 さん)
・マスクする あなたが防ぐ 他人のコロナ禍(健康道 再び輝く日本に戻れますように! さん)
・自分は感染者、そう考えるだけで世界は変わる。(Who am I さん)
・人との距離が離れても 心が離れるわけじゃ無い(ハムカツどん さん)
・うつさない。その気持ちが心を通じて広がっていく。(ひとびと さん)
・人を思いやれるのが真の優しさ(まさ さん)
・大事な人の大事な人まで守りたい(飯島夢 さん)
・今できることは、今しかできないこと(じゅん さん)
・Thanks!! ちょっと遠めが、友情力。(さち@BKC13219 さん)
・100年に一度を学ぼう(コピーライター神永義幸 さん)
・もしも自分がかかったら?(妖怪 さん)
・コロナの最前線は、病院。未来を作る最前線は、私達だ。(すずひろ さん)
・続けること 諦めないこと その先に自分の未来はある(しろねこチャンネル さん)
・今こそ、未来を信じ 未来に生きるとき(にゃーた菅原晃代 さん)
・ひとりじゃない。相談する勇気が、君と大学を近づける。(sato さん)
・少し離れる思いやりが ココロの距離を近づける。(ミックジャギー さん)
・歴史に遭遇した私達。この歴史を変えるのも私達。(matutanidog(松庵) さん)
・たえる今を、たたえる未来に。(むーむー さん)
・広げよう知恵の輪 つながろう密な心で(FUU さん)
・未来の形を、私たちがつくる。(リモコン さん)
・今の試練は、未来の起点だ。(つべる さん)
・ともにいきる、道をさぐろう(ハンドケア0021 さん)
・心の免疫力も上げよう。(めざせ身の丈! さん)
・今の我慢が、未来をつくる。(めめりん さん)
・コロナを広げない行動を広げよう。(ちよっちゃん8755 さん)
・我慢の先に、明るい未来。(どんぐり さん)
本学広報課は、今回の企画に対して「本学の学生のみならず、一般の方からの応募も非常に多かった。本学のコロナに対する取り組みを社会に知ってもらえるいい機会になった」と話した。また、全体の講評として「1471という応募総数は予想以上だった。Twitterという応募しやすい媒体で募集したことが功を奏したのだと思う。マスクの着用やソーシャルディスタンスなど、様々な視点から感染拡大防止を呼び掛ける作品が多数集まったことは非常によかった」とコメントした。
今回受賞した作品は、マスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンスなど、感染拡大を防ぐ取り組みを喚起するため、本学広報課の公式Twitterや公式Facebookなど、SNSを通じて広く発信される予定だ。「キャンパスに学生が戻ってきた一方で、感染者数が全国で増加しつつある。広報課として、受賞作品が多くの学生の目に触れる機会を増やしていきたい」と語った。
広報課は「1400を超える応募をいただけたことを非常にありがたく思う。新型コロナウイルス感染拡大防止について、考えていただくきっかけになれば嬉しい。キャッチコピーを通じて、感染を防ぐ意識を高めていってほしい」と学生にメッセージを送った。(波多野)
広報課の発表ページはこちら