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BCPレベル3に引き上げへ 授業形態の変更は19日から 立命館大

立命館大学は4月14日、大阪府から「対面授業を停止し、リモートでの実施」とするよう要請があり、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを踏まえて、15日から新型コロナウイルス感染症に対する立命館大学の行動指針(BCP)の活動レベルを3に引き上げると発表した。

レベル3では、授業形態について「Web授業を基本とするが、感染防止策を講じた上で、教学上の必要性が高いものについて、対面での講義、演習、実験・実習を実施することができる」とされており、授業形態の変更は週明け19日から実施される。詳細については「シラバスやmanaba+Rなどで、授業担当者からのお知らせを確認してください」としている。

4月15日午後追記

4月19日から5月5日までをめどとして、Web授業が基本となる。また、それ以降の方針については、4月下旬に発表される予定だ。

ただし、BCPレベル3においても「感染防⽌策を講じた上で、教学上の必要性が高いものについて、対⾯での講義、演習、実験・実習を実施することができる」とされていることを踏まえ、一部の授業が対面で実施される可能性がある。対面授業に不安を感じる学生に対しては「個別の事情に応じてWebで受講することもできますので、授業担当者に申し出てください」としている。

さらに、シラバスの授業実施形態の欄にあるBCPレベルごとの記載については変更される可能性があるという。この点について本学は「manaba+Rなどの授業担当者からのお知らせを必ず確認してください」と呼びかけた。

なお、キャンパス施設の利用などについては以下の通り。

  • 図書館、マルチメディアルーム・ICT-Lab 等の自習用情報環境、プリントステーション、空き教室など:利用可能
  • キャンパス内の生協店舗、食堂:利用可能
  • 学びステーション、各学部・研究科事務室、その他学生窓口:通常通り

また関西圏を中心に変異株が広がっていることを挙げ、マスクを外す機会をできるだけ減らす、会食を避ける、手洗い・手指消毒、健康状態の記録など感染予防を徹底するよう呼びかけている。

BCPの制定以降、レベルが3となるのは3度目だ

レベル3への引き上げは、緊急事態宣言の11都道府県への拡大を受けて対応した1月18日~2月28日以来となる。3月1日にはBCPレベルを2に引き下げ、春学期はレベル2を想定し対面授業を増やしてスタートしたが、約2週間で再び制限を強いられることとなった。

◇本学の発表はこちらから

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