本学は1月31日、「manaba(マナバ)+R」に代わる新たな授業支援システム(LMS)「moodle(ムードル)+R」を2026年度から稼働させると発表した。変更は「新たな学びのスタイルに対応していくため」だという。2025年度はマナバとの並行稼働となる。

マナバは、予習・復習や講義の補足などを行うプラットフォームとして、本学が2013年度に導入。以来、レポート課題の提出、大学からのお知らせや授業の休講・補講情報の掲載などで授業を支援してきた。
次期LMSのムードルは、小テストやレポート、コースコンテンツ(資料)など、授業支援に特化したツールになる。大学からのお知らせや休講・補講の情報、所属学部のページなどは、新しいポータルシステムとして別途稼働を予定しているという。
ムードルには、各種課題の締め切りが表示されるタイムライン、受講している授業ごとに利用状況や進捗状況の確認などができる「ダッシュボード(学修進捗管理)機能」や、イベントスケジュールや小テスト・課題の締め切りなどが表示される「カレンダー機能」がある。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末などのマルチデバイス環境に対応し、モバイルアプリも利用できる。
25年度の一部の授業で、ムードルを使用することがあるという。1月31日にマナバ上で配信されたお知らせでは、「各授業の担当教員の指示に従ってください。利用についての案内は、3月以降学び支援サイトで公開していきます」としている。
(小林)