2023年度も、本紙のご愛読ありがとうございました。
2021年より途絶えていましたWeb記事閲覧数ランキングとともに、2023年度を振り返ります。
ランキング1位から20位は以下の通りです。
学園祭関連の話題が約半数を占める結果となりました。
※2023年4月1日〜2024年3月31日に公開された154記事のみを対象としています。
※2023年4月1日〜2024年3月31日の閲覧数を合計しています。
※記事へのリンクは、一番下にまとめて掲載しています。


1位 2023年度学園祭開催決定 制限のない学園祭へ

立命館大学学園祭実行委員会が7月6日、2023年度立命館大学学園祭の開催日程を学友会ホームページにて発表しました。
学園祭のテーマは「Unlimited!」。コロナ禍以降導入された、来場を目的とした事前予約制を撤廃し、3キャンパス全てにおいて対面形態での実施を予定していることも発表。学園祭実行委員長にも取材を行い、学園祭への意気込みも語っていただきました。
本紙は、この記事を皮切りに学園祭関連の話題を報道。学園祭実行委員長・特別事業部長インタビューをはじめとし、各キャンパスの見どころ特集など、学園祭前に読んでおきたい情報を集めた「学園祭特集号」を発行しました。加えて、祭典当日には学園祭での学生の輝かしい姿や、目いっぱい楽しむ様子をお伝えしました。
2位 【社説】抽選科目の取り扱い、見直しを
11・12月合併号に掲載された社説が2位にランクイン。
本社説では、以前から課題として認識されてきた抽選科目について、2022・2023年度全学アンケートと、2022年度公開全学協議会に基づき、過去の議論経過を簡潔にまとめ、現行制度の妥当性を検討、学友会と大学当局の議論を促す内容でした。
本社説はX(旧ツイッター)で多くの反響を呼び、引用リポストではさまざまな学生の意見が飛び交うなど、議論を呼んだ社説となりました。
7位 衣笠近くのJazz喫茶リニューアル 「スウィングキッチンYour」まもなく開店

1974年から約半世紀多くの人に愛された「Jazz喫茶Your」が、店主の急逝により閉店。しかし、常連客の協力やクラウドファンディングによる支援により、9月25日、新たに「スウィングキッチンYour」へと生まれ変わりました。
空間と時間を複数人で「シェア」して運営するシェアキッチンの形でリニューアルした「スウィングキッチンYour」。9月18日には木工芸作家の宮本貞治さんを招いた特別企画が行われ、多くの人で賑いました。
本紙は、これ以降も「スウィングキッチンYour」で行われたイベントなどを取材し、記事という形で、その新たな姿を人々にお届けしました。
12位 近江鉄道、年に1度の「幻の路線バス」運行 BKCから京阪三条へ

びわこ・くさつキャンパスへの通学に利用されている近江鉄道バスには、年に1度しか運行されない路線「立命館大学京都線」が存在します。
これに目を向け、その歴史と廃止されない理由を近江鉄道に聞きました。
コロナ禍からの開放という時代のうねり
2023年は、新型コロナウイルスの脅威が縮小し、元あった社会に戻りつつある一年でありました。ランキングにも多く入っている2023年度学園祭は、これまで存在していた事前予約制を撤廃し、コロナ禍以前の姿を取り戻しました。また、コロナ禍を経てこれまでの景色を取り戻した行事には入学式もあります。コロナ禍によって制限された毎日が続いたこの数年間を乗り越えた先には、これからの学生生活に胸躍らせる学生の笑顔がありました。
また、コロナ禍からの脱却は、慣れつつあったこれまでの暮らしからの脱却、すなわち激動の時代でもありました。このような時代において、学生は自身の体調管理や周りの情報の取捨選択に、これまで以上に気を遣わなねばならなかったでしょう。飲酒・薬物汚染・盗難被害・インフルエンザにまつわる記事が注目されたことも、それを象徴していると認識しています。
さいごに
本ランキングで興味を持った記事がございましたら、ぜひお読みいただけますと幸いです。
2024年度も引き続き、学生新聞としてあるべき報道を心がけ、活動してまいります。
紙面とともに、Web版でもさまざまなコンテンツを配信していきます。
立命館大学新聞社をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
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10位2023年度学部入学式挙行 コロナ乗り越え 家族と笑顔
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